ノマドビールマニアと添い寝待ちをするねこ‐東京クラフトビールマニア代表ねるねるさん

サイト名が「29cutecat(ニクキュートキャット)」ということで、無理のないペースで29日にねこを愛する著名人の方からお話を頂戴するインタビュー企画を開催することにしました。
「無理のないペース」というのはつまり、「毎月29日開催とかそんな絶対にできないことを私は言いません!これが正しい選手宣誓です!」ということです。
そして、早速インタビュー時に私がノートPCもレコーダーも持たず、あほな顔でペンとノートだけ持って現れたので、初回からインタビューというより、インタビューまとめ記事になりました。
第一回目となる今回は、現在、大江戸ビール祭り2015シーズン2を間近に控えた「株式会社東京クラフトビールマニア」の代表、ねるねるさんをお招きしました。
(インタビュー最後に「お名前はそのまま載せていいですか?」と尋ねたところ「笑福亭ねるねるで」と返されたのですが、この最後にイベントのご紹介もしたいので公式サイトに掲載されている「ねるねる」さんで統一することにしました)

あら、お茶目。
PC表面に見事にくっきり「AHO」と書かれています。
とはいえこの落書きはいじめられているのではなく、先述した「大江戸ビール祭り2015」シーズン1開催時に参加者から愛をもって描かれたもの(であるはず)なのであしからず。
ショコラちゃん。
メス。
10歳くらい。
アメリカンショートヘア。

上京して一人暮らしを始めた20歳くらいのときに、知り合いの家のねこが子どもを生み、1匹引き取ったそう。
そして1,2年ほど一緒に暮らした後、引っ越しをきっかけに実家に送り、今では年に2回会う程度だとか。
名前の由来は、ねるねる氏がチョコがすきだからという、なんともシンプルなお答え。
「ほうれん草の煮びたし」などではなく、かわいい名前のものが好物でよかったですね。
「気まぐれ」。
今年は夏にほぼひと月ほど仕事で故郷に帰る機会があり、終電で実家に帰ると、ショコラちゃんがねるねる氏の布団の半分を空けて寝ていたそう。
そんなたまらなすぎるシチュエーションをねるねる氏はクールな口ぶりながらも「でも枕もとに引き寄せると逃げる」とジェスチャーを交えながら説明してくれました。

あれ?写真間違えましたかね?

その質問に、まず一番に「猫アレルギー」という言葉が飛び出しました。
聞くと、元々猫アレルギーで、触るとその触れた箇所がかゆくなってしまうんだとか。
「こうするとめっちゃこの辺かゆい」と言いながら見せてくれた動きは、頬ずり。
終始落ち着いた口調で淡々と受け答えしてくれたねるねる氏ですが、やはりかわいいねこに対しては思わず自身が猫アレルギーであることさえも忘れて頬ずりしてしまうことがあるんですね。
とはいえ、東京のご自宅で一緒に暮らしていたときは家猫だったため、免疫がついてじきに慣れていっていたのだとか。
今、実家では外に放して飼っているそうなので、いろいろな菌やなにかしらのものをそのふわふわの毛につけて帰ってきてしまうため、またかゆみを生じるようになってしまったのだそう。
すきなのに触れられない…まるで90年代すれ違い少女漫画のようですね。
また、実家でもご自身の部屋だけ爪とぎに使われているそうで、壁がボロボロだと嘆いていたのですが、この短いインタビュー中も数回煙草に手が伸びるほどねるねる氏はヘビースモーカー。
「煙草を吸うと(ショコラは)逃げる」 「ダニにとってのフマキラーと同等の効果ある」
…とは、ご本人の言っていたところですが、実家ではそこでしか吸わないというねるねる氏の自室の壁で爪とぎをしたり、布団を半分空けて眠っていたり…なんだかんだ、ショコラちゃんからの「気まぐれ」なだけではない信頼感も感じられます。

(キマってますが、今回撮った中で唯一のナチュラルショットかもしれません)

あなたにとってピンポイントに「ここがいい!」と思えるねこのcuteなポイントは?
「手間がかからないところ」。
まさかの合理性を挙げられてしまいましたが、よくよく聞いてみると
「犬は従順。
ねこは『今そういう気分じゃないから』(という感じ)」と
ショコラちゃんの性格とも言っていた「気まぐれ」な部分を魅力に感じているよう。
ただし、中学生のときから3年ほど前までミニチュアダックスフント(信長くん)を飼っていたそうで、「次は犬を飼いたい」とも言われてしまいましたが
それはねこは既にショコラちゃんを飼っているから浮気はしたくない、ということでしょう。
(決めつけ)

今回お話を伺っていて一番印象に残ったのは、「布団の半分を空けて寝ながら帰りを待っていた」という話もときめいたのですが
実は最後の方に、煙草の煙をくゆらせながら言っていた「(ショコラは)おばあちゃんの膝の上で寝る」という話。
典型的な日本の飼い猫といった感じで、古き良き姿にほっこりしました。
20歳のときの一人暮らしの家に、ねこを引き取るという決断をするのはかなりの大きな出来事だと思うのですが
子どものころからミニチュアダックスフントの信長くんだけでなく、実は先代のねこちゃん(しかもショコラちゃんと同じアメリカンショートヘア)も飼っていたらしく、動物がいるのが当たり前といった環境で育ったためか、大きな決断と思うどころか「手間がかからない」の一言で済ませてしまうねるねるさん。
2013年に発足させた「東京クラフトビールマニア」を年間50本以上ものイベントを成功させるビッグイベンターに成長させ、さらには今年2015年9月には株式会社化するという行動力も、こういった、目に映ったものをそのまま自身の領域内に取り込んでしまう強さに表れているのかなと思いました。
今回お話を伺ったねるねるさんが代表を務める東京クラフトビールマニアさん主催の「大江戸ビール祭り2015」シーズン2の詳細はこちら。
日程:2015 年10 月31 日(土)〜11 月3 日(火・祝) 開催時間:11 時~22 時(※21 時半ラストオーダー) 会場:東京都千代田区神田錦町2-2(東京電機大学跡地) 価格:300円~(入場料無料) URL:大江戸ビール祭り2015 オフィシャルサイト

シーズン1の4日間では約2万人を動員したビッグイベント! 特に、会場となる東京電機大学跡地は、2020年には大型複合施設の建設が決定していて、当イベントが終了次第、工事が執り行われるとのことなので ここでこんなにも多くの(世界各地から200種類以上のクラフトビールがそろうようです!)ビールが飲めるのは最初で最後かもしれません!
※お写真は2015年10月15日(木)~10月18日(日)に行われたシーズン1の様子です。
株式会社東京クラフトビールマニア代表、ねるねるさん。
「ただただクラフトビールを飽きるほど飲みたい!」という気持ちから2013年に発足した東京クラフトビールマニアを、2014年に入ってからは「ただただ飲むだけもじゃもの足りないな…」ということでビールにまつわるイベント企画を年間50本以上も成功させ、2015年9月には株式会社化も果たしたフロントマン。
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