今年2019年の4/1は新元号「令和」の発表があったので世間ではそればかりフィーチャーされておりましたが、同時にエイプリルフールでもあったことを忘れてはいけません。

もちろん猫好きの企業やクリエイターさんは今年もねこにまつわるかわいい嘘をついておりますので、ご紹介させてください。

ついに猫社員の入社式を開催にゃ！（株式会社nyans）

「nyatching（ニャッチング）」という、猫好きさんたちを繋げて互いにねこのお世話をし合うというサービスを提供している株式会社nyansでは、猫社員の入社式を4/1に開催。

また、同時に初仕事として、サイト掲載用に猫語の翻訳も行ったとのこと。

以下は、代表猫であるチェルシー社長によるありがたいお言葉。

「新入猫社員の諸君、ご入社おめでとうにゃ。君たちは猫の世界を変える選ばれし猫なのにゃ。
日本では年間5万匹の猫や犬たちが殺処分されているのにゃ。
その背景には日本が抱えるたくさんの要因があるのにゃ。
僕たちはそのひとつひとつの要因を、僕たちの力で解決していくのにゃ！
まずは「nyatching(ニャッチング)」を広めて、猫好きな人同士が助け合う世界を当たり前にしたいのにゃ。
そして、猫が飼いやすい世の中になって、里親になる人が増えることを夢見てるのにゃ。
また、同時に捨てるという選択肢もなくしていくにゃ。
他にも、猫のためにできることはまだまだあるはずなのにゃ。各にゃん、与えられた任務を遂行していくのにゃ！」

実際に4/1にはサイト上の文章が猫語に翻訳されていたようなのですが、4/3現在、既に人間語に戻ってしまっています。残念。

さて、ここでややこしいことに、株式会社nyansさんは実は本当に猫社員を応募しており、きたる4/22（月）には入社式も執り行うとのこと。

嘘みたいな本当の話、とても素敵です。

なお、入社される猫社員を決める総選挙を4/14（日）まで開催中。
＞https://nyans.net/

ねこの抹布氏がNEKONOTE事業部長（取締役）就任（株式会社トライフル）

語学に特化した短期アルバイト情報配信アプリ「NEKONOTE」をプロデュースしている株式会社トライフルでは、その推進にあたって、グローバル推進部のリーダーであった抹布氏を取締役として迎えたとのこと。

なんでも抹布氏は世界屈指の猫の手を持つということで選ばれたのだとか。

北京出身。中国人の母と日本人の父の間に生まれ、日本語・中国語・英語を使いこなす。
日本政府に向けて実行されたサイバー攻撃への対応において、自身の猫の手を使い問題解決に向け重要な役割を果たした。
また、新興テクノロジー企業数社でCTO(最高技術責任者)およびエンジニアを歴任。
2016年にはグレートニャンスター勲章を受章。

※NEKONOTEというアプリに関する情報以外はエイプリルフール企画によるものです。

国内最大級コンテンツDLサイトから「DLsiteねこ」が誕生（株式会社エイシス）

ゲオグループの株式会社エイシスは、国内最大級コンテンツダウンロードサイト「DLsite」において、猫コンテンツを販売する「DLsiteねこ」を新設することを発表。

同社によると、電子書籍、同人誌、写真集、ゲーム、音声作品など、猫に関わるあらゆるコンテンツのダウンロード販売を行うとのことで、たとえば魅惑のゴロゴロ音を収録した「のど鳴らしASMR」作品など、クセになりそうなラインナップも充実しており、「毛並み検索」、「体形検索」、「猫種検索」、月齢による「ジェネレーション検索」など、検索機能も多彩。

なお特設サイトには、その昔、猫好きの創業者が猫好きのためのコミュニティサイトを立ち上げようとしたところ、猫耳好きの人たちばかりが集まり、現在のDLsiteのもととなるサービスが始まったと記載されており、その件に関してのみ真実だそうです。

＞特設サイト
https://www.dlsite.com/home/neko
※2019年エイプリルフール企画の特設ページなので、閲覧できなくなる可能性があります。

話題のグラフィティマガジン『KURONEKO-YAMAMOTO』発売！（ぴあ株式会社、スティーヴン★スピルハンバーグ）

ぴあ株式会社からは、“クロネコとしてヤマモトとして 時代をクールに生きるグラフィティマガジン”『KURONEKO-YAMAMOTO』の最新号が4/1に発売に！

こちらに関しては、リリース文に掲載されていた煽り文句が本物の雑誌っぽくておもしろすぎたので、以下より原文ママ（改行ポイントだけいじっています）掲載させていただきます。

注目の巻頭特集は、「今!? 一番アツい魚肉」と題して、猫まっしぐらの魚肉を編集部が総力をあげて集めました。

本誌で魚肉特集を行ったのは7年前。

時代は変わり、栄養満点なカリカリや、猫まっしぐらなウェットフードが主流に。

さらに今はスティックタイプが大流行。

にもかかわらず、果たしてなぜ今“魚肉”なのか!?
いや、今だからこそ魚肉なのだ！

まだまだアツい魚肉業界に乗り遅れるな！

表紙＆巻頭グラビアインタビューは、久々のクロネコヤマモト！

本誌初登場時には“伝言”だったクロネコヤマモトも、今では“マネーの猫”として引っ張りだこ。

人気者になってもそっけない口ぶりは昔のままですが、編集部ではクロネコヤマモトの“黒”にまつわるある変化を発見。

ストレートに質問をぶつけてみました。

果たしてクロネコヤマモトの答えは……!?
そして、クロネコヤマモトにとって“黒”とは。
ファン必読です。

「最新肉球コスメ」では様々な肉球クリームがズラリ。
ガサガサ肉球がしっとりプニプニになるクリームや、大人気のフレグランス系も、実際に使用している読猫の口コミをもとにランキング形式で紹介します。

これであなたの肉球もレベルアップ！

「今号のオススメ！」はトリマーブラシ。
ロングセラーのあのブラシの開発秘話に、長年愛される理由が。

猫の毛をとことん考えた、編集部も太鼓判の逸品をお見逃しなく。

そのほか、これで解決！「今更聞けないトイレ後の作法」、予約必須！「この春！猫集会レンタルスペース決定版！」など。

まだまだマタタビが手放せない人に向けた、マタタビ卒業アドバイスも。

さらに、インスタでファンをザワザワさせているクロネコヤマモトの私物Tシャツコレクションページと、ピンナップ付録と今号も大充実。

お買い求めは猫書店にて。
ぜひお見逃しなく。

レンタルスペースで集会していたり、肉球クリームを使っていたり、ねこにもトレンドがあるんだなぁ、という感じが妙にリアルで素敵です。

なお、クロネコヤマモトを描かれたのはスティーヴン★スピルハンバーグさん。

キャラクターの名前もご本人のお名前もどこかで聞いたことがあるような…？という感じがゆるくていいですね。

以上、またほかにも見つけたら更新していこうと思います！…が既に3日経っているからなぁ…仕事が遅くてすみません。


文：浦田みなみ（29cutecat管理人