連休中や癒されたいときにおすすめの「癒しの猫活映画」!5選

癒されたい…そんなあなたに猫活のすすめ

いよいよ世間は奇跡の10日間というGWに突入しますが、もちろんそうでない方もいます。
友だちはみんな楽しそうに旅行したりBBQしたりしているのになんで私だけ、なんで俺だけこんな目に…、という働きレディーズ&ジェントルメンのみなさま。
もしくは、せっかく超大型連休なのに意外と暇でつまらないよ~、というみなさま。
こんにちは、猫活映画推進委員会委員長の私です。
「猫活」というのはつまり、かわいくてふわふわしていて愛くるしくてもふもふしていて美しくて触れるとやわらかい、あのねこたちとふれあって癒されるという日常における活動のことです。
ふれあうといっても最近は野良猫ちゃんも減ってきていて、ねこを飼っていない方はなかなか出会う機会もなくなってきていると思うので、実際に触れなくてもいいんです。
たとえば映画に出てくる数々の名優ねこちゃんたちに癒されてみませんか?
無条件に「かわいい!」とメロメロになってしまうようなねこちゃんたちの姿を見れば気分も一新して、案外すぐにやる気や明日への活力が湧き出るかもしれません。
世界から猫が消えたなら(2016年)
![]() | 価格:3,479円 |


いわずと知れたこの映画。
『電車男』や『悪人』、『君の名は。』など数々のヒット映画を企画・プロデュースした川村元気さんが初めて著した小説を原作とした作品です。
主演は2019年4月現在、来年2020年に公開予定の『るろうに剣心』の続編が早くも話題になっている佐藤健さん。
- こんな作品!
ファンタジーの殻を被ったヒューマンネコドラマ
- もうちょっとわかりやすくあらすじ!(ネタバレなし)
病院で脳腫瘍と診断され、先が長くないことを知る主人公「僕」。
家に帰ると自分の姿にそっくりな悪魔がおり、「世界からなにかをひとつ消すと1日寿命が延びる」と告げられる。
それから毎日、電話や映画など、さまざまなものを世界から消しては永らえていく。
そしてそのたびにそのものにまつわる記憶と、大事な元恋人(宮崎あおいさん)、両親、友人との思い出に心をめぐらせる。
ある日、悪魔が「ねこを消そう」と提案してきたとき、「僕」はある決断をする。
- 猫活チャンス
主人公「僕」は2代にわたってねこを飼っている猫好きさん。
劇中に出てくる2代目の「キャベツ」という名(役名)のねこを演じたパンプくんがとにかくかわいい。
このとき13歳(人間年齢およそ70歳)で、残念ながら映画の宣伝を兼ねて出演した『徹子の部屋』を最後に引退。(2016年)
当時「キャベツ巻き」と呼ばれ、SNSなどネット界を中心に流行った、タオルでぐるぐる巻きにされ自転車のカゴの中でおとなしくしている姿は特に必見です!

実際の劇中の画像ではございません)
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年)
![]() |

自伝的ノンフィクション小説『ボブという名のストリート・キャット』を原作としたイギリスの作品。
原作者であり作品の主人公であるジェームズ本人もカメオ出演しているのがリアルな感触を強くしています。
- こんな作品!
麻薬怖い・ねこかわいい系紆余曲折ムービー
- もうちょっとわかりやすくあらすじ!(ネタバレなし)
幼いころの家庭環境も影響して麻薬がやめられないシンガーのジェームズ。
まともな暮らしもできていなかったが、ソーシャルワーカーから住居を借りることができた。
そこに野良猫が侵入してくる。
最初は追い出そうとしていたが、隣人ベティにより「ボブ」と名付けられたその子といつしか心が通い合うようになり、路上ライブに連れていくと大盛況、そしてベティとの距離も縮まり、麻薬がなくても心が安定するように。
いいことづくしと思われた矢先、また波乱が起きる。
- 猫活チャンス
原作者であるジェームズがカメオ出演しているのは前述しましたが、実は劇中でボブを演じているのはほとんどボブ本猫(ほんにゃん)。
実際にジェームズを幸せに導いたり、映画の中でもきちんとその役に徹したり、運も才能も知能も持ってるスーパーキャットっぷりが見どころです!
先生と迷い猫(2015年)
![]() |

ねこあつめとコラボした際に取り上げたりしていたので当サイトのファン(いたらうれしい)は知っているかもしれません。
地域猫と近所の人たちが織り成すドラマが主軸になっているのですが、実はこの作品にも原案となった書籍があるのです。
『迷子のミーちゃん~地域猫と商店街再生のものがたり~』は、著者とその母がミーちゃんと名付けた地域猫が失踪して探しに出たところ、自分たち以外にも探している人たちがいることを知り、その結びつきを描いたノンフィクションなのですが、その話をもとに脚色を加え、映画化されたようです。
- こんな作品!
名俳優と名女優猫の競演
- もうちょっとわかりやすくあらすじ!(ネタバレなし)
「君がいると、人生は面白い」というキャッチフレーズがすべてを表しているように感じる、ほっこり癒されるねこと人間のストーリー。
「カタブツでヘンクツ」な校長先生である主人公(イッセー尾形さん)は妻に先立たれ定年退職し、近所の人たちともなじめず一人孤独の存在。
妻がかわいがっていた三毛猫のミイだけがそんなことはおかまいなしに訪ねてくるが、猫嫌いの先生は最初はそれを追っ払おうとする。
が、ある日本当に姿が見られなくなると心配になり、探し始めると、自分以外にもミイを探している人がいることに気づく。
それはみんな、ミイの存在に癒され励まされてきた人たち。
彼らと親しくなるにつれて、先生の気持ちもどこか変わり始めていく。
- 猫活チャンス
薄三毛柄がなんだか神秘的なミイちゃんを演じるのは名女優猫、ドロップちゃん。
映画出演は本作が初めてのようですが、代役を立てずに本編ずっと一人(一匹)で演じきったナチュラルな演技は見ものです。
ねこあつめの家(2017年)
![]() |

猫好きさんならおそらく大多数が知っているのではないかと思われるスマホゲーム「ねこあつめ」。
それを題材に、実際に自宅の庭先でねこをあつめて癒される人間の姿を描いた作品。
当時、写真集やムック本と、メディアミックスも積極的に行われ、さすが人気ゲーム「ねこあつめ」の初の実写映画化!という勢いがありました。
- こんな作品!
もふもふもふもふもふもふもふ
- もうちょっとわかりやすくあらすじ!(ネタバレなし)
スランプに陥ってしまった、かつては人気だった小説家が主人公、佐久本(伊藤淳史さん)。
ライバルの同期小説家には先を越され、ネットでは一発屋と叩かれ、どうにも気持ちが切り替えられない佐久本は心機一転、ある田舎に引っ越すことに。
そこに一匹、また一匹とねこが訪れるようになり、やがて佐久本はねこをあつめるようにおもちゃや餌を買っては庭に置き、集まってきたねこたちを撮影することに没頭する。
そこで縁があり、ねこグッズを買いに行っていたペットショップでアルバイトをすることに。
ペットショップ店長(木村多江さん)、担当編集(忽那汐里さん)とのかかわりあいなどが佐久本の気持ちや視野に変化を与える存在となっていく様が平穏でありながらもインスピレーションを感じる作品。
- 猫活チャンス
この作品の魅力はまず、ねこの出現率がすごいことです。
先述『先生と迷い猫』に出ていたドロップちゃんも出演しているし、CMでおなじみのシナモンくんや映画『猫なんかよんでもこない。』に登場したりんごちゃんなど、スター猫も勢ぞろい!
一匹ずつ単体で追っても楽しいし、たくさんそろったときの「あっちもこっちももふもふ!」という感覚も楽しいです。
グーグーだって猫である(2008年)
![]() |

大島弓子さんの同名漫画作品をもとにした映画であり、二度にわたって連続ドラマ化もされている名作。
大島さんの描く繊細で不思議な触感は残し、監督である犬童一心さんの穏やかでゆる~い雰囲気が魅力であり、主演の小泉今日子さんのメルヘンで、なのにどこか潔さを感じる女性像にも惹かれます。
個人的に、筆者は今回挙げた5作品の中で一番すきで、ドラマ版の宮沢りえさんver.も好みです。
- こんな作品!
スローペースきゅんきゅんチアアップ系ムービー
- もうちょっとわかりやすくあらすじ!(ネタバレなし)
漫画家である小島麻子(小泉今日子さん。原作漫画は大島弓子さんのエッセイですが映画はそれをもとにしたフィクションです)はグーグーというアメリカンショートヘアのねこと暮らしている。
漫画を描いているときは集中力もすさまじくたくましさも感じるが、普段はいつまでも少女のようなはかなげな雰囲気であぶなっかしい麻子をアシスタントたちも心配と尊敬入り混じる思いで見つめている。
ストーリーはそんな麻子をとりまくねこや人間たちとの関係性や恋と、彼女の描く不思議で神秘的な世界観、そして、それに憧れてアシスタントになったナオミ(上野樹里さん)の目線で主に進行し、観れば観るほど全員を愛しく思ってしまうような作品。
- 猫活チャンス
グーグーがあまりにねこらしい動きをするのが魅力。
演じている、演出されているのではなく、ただ自然に活動している姿を切り取ったような感じがします。
気になる作品はあったでしょうか?
世の中にねこの出てくる映画は数あれど、今回は筆者の観た中ですきな映画を独断で挙げてみました。
また不定期的に猫活映画特集記事は書いていこうと思います!
それでは。Have a good vacation!
文:浦田みなみ(29cutecat管理人)
コメントする